不思議な観音様にお会いしてきました

定期的にリンパマッサージをしてもらっているのですが、この前、「どしたーん!足がパンパン!足の裏がガチガチ!」と職人エステティシャンに悲鳴を上げられた、松永の洋服屋3代目ヨメみちよです。ちょっと不摂生がたたりました。体が資本、日頃から意識します!

お寺に行ってきました

お出かけしてきました。私の地元の府中市にある「常福寺」というお寺まで。
出かけることになった経緯は省きますが、要は私が入り浸っている自立女子のための総合サロンのオーナー、けつ子さんのご発声に手を挙げた、いわばお供というわけです。偶然なのか必然なのか、お供3人はみんな同じ年生まれで、けつ子先生に引率された遠足みたいでした(笑

ここ松永から車で30分くらい。山を越えて・・

やって来ました常福寺!小高い静かな場所にあります。
この常福寺さんには、ご住職と奥様がお二人で住んでいらっしゃいます。でもお二人とも、お寺の子として生まれたわけではなく、不思議なご縁でご住職は後を継ぐことになり、奥様は嫁いで来られたのだとか(ご実家は石川県だそうです)
そんなこんなご住職の、次から次へと繰り出されるお話が楽しくて時間の経つのも忘そうでしたが、出していただいた3杯のお茶とお菓子は忘れず美味しく頂きました。

色々出していただいたお菓子の一部

 

不思議な観音様

で、ですよ。こちらには不思議な観音様がいらっしゃるんです。見る人によってはマリア様に見えるというではないですか。まさか「マリア観音」!?

マリア観音?

江戸時代にキリスト教は禁止されていましたが、そんな中でも、いわゆる「隠れキリシタン」と呼ばれる人々はひっそりとキリスト教を信仰していました。そしてその礼拝の対象として作られた、観音様に似せて作られたマリア様の像を「マリア観音」といい、常福寺さんにいらっしゃる観音様がこの「マリア観音」ではないかと言われているそうなんです。
そうだともそうではないとも断定はできませんが、不思議な経緯(持ち主の夢に観音様が出てきて常福寺に連れて行ってくれとおっしゃったそうです)でこのお寺にやって来た観音様と、これまたひょんなことからやって来た観音様の脇にかかる天女の絵とは、ご住職ご夫妻の人柄と相まって優しい空間を作っていました。

帰りの道すがら、「お寺」「隠れキリシタン」・・・このキーワード、そういえばこの前観た映画にも出てきたなあ・・と思い出しながら、祈る対象の形を変えてでも変えない信仰ってどういうことなのかなあと考えました。

長くなりそうなので、次回に続きます。

 

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Simomiya Tosi Shouten [ 下宮敏商店 ]
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下宮 美智代

1973年10月10日生まれ。 広島県福山市の西部、JR松永駅近くの洋服屋「下宮敏商店」のヨメです。 洋服屋だけど着物も好きだったり、店内に本を並べて「みちよ文庫」を作ってみたり。きれいなものとお酒が大好き。9才の娘がいます。

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