できない時は楽していい

美味しいものが好きなので、なるべく自分でも美味しいものを作りたいと思っている、松永の洋服屋ヨメみちよです。
ただ、子供と大人の「美味しい」は少し違うし、子供に「食べさせたい」ものもまた違っていて、なかなか食のすすまない娘(7)に、「食べてごらんよー。ママが美味しくないものを食べさせたことあるー?」って言ったら、「ある・・」って返ってくることがあります。そっかーあるかー笑。

じわじわと人気です

当店洋服屋なんですが、最近はちょとした食品も売っています。
お会計の際に「あら何コレ?ちょっと試しに買ってみようかしら」ってな感じでお客さまの手に取ってもらえたらいいなーと、レジ横にちょこちょこ食品を置いているんですが、初めは「ちょっと試しに」だったお客さまが段々と「美味しかったから」「孫が喜んでくれて」とリピートしてくださるようになって、徐々にコーナーを広げつつあります。
そんな食品コーナーの中で今じわじわと人気が出てきていているのが、スープです。レトルトなんですが、これがなかなか侮れないのですよ。

豆乳仕立てのとうもろこしスープ

このスープのおすすめポイントは、①豆乳仕立て ②余計なものが極力入っていない ③もちろん美味しい!の3つ。以下に特徴を解説しますね。

豆乳仕立て

大豆から作られる「豆乳」ってどんなイメージですか?体に良さそう?健康的?美味しい?そうでもない?
日本人は動物性のタンパク質よりも、植物性のタンパク質の方が消化しやすいそうです。なるほど人によっては牛乳を飲むとお腹が・・ということがありますもんね(カズノリはそのタイプ)。味噌や醤油、豆腐など、大豆や大豆食品が昔から私達の暮らしになくてはならないのはそのせいもあるんでしょうね。
タンパク質の他にもビタミン・ミネラル、食物繊維が含まれた栄養価の高い大豆、そんな大豆から作られた豆乳仕立てのスープなので、牛乳が苦手な人にもおすすめできるスープなんです。

余計なものが極力入っていない

当店で扱う食品は、私も私の娘(7)も食べています。仕入れる時の基準は、「子供に食べさせてたいかどうか」です。
なるべく自然のものをとは思っていますが、オーガニックなものだけを食べて生きていくことは、現代においてはほぼ不可能に近いことです。それでもなるべくなら、と思っています。このスープもその観点から選びました。

もちろん美味しい!

子供に食べさせたいなら、美味しくないとダメです。本当に子供は正直ですから。そして私も美味しいものを食べたいので、そこはこだわります。私と私の家族が「美味しい」と普段に食べているスープです。
種類は「とうもろこし」「じゃがいも」「かぼちゃ」の3つ。温めてもそのままでも美味しく食べられます。ちなみに一番人気は国産とうもろこしを使った「とうもろこしスープ」です。

豆乳仕立てスープ 各¥172(税込)

できない時は楽していい

食品コーナーに置くものは「子供に食べさせたいかどうか」という視点で選んでいます。
ではコンセプトは「子供のために」なのかというと実はそうではないんです。子供に自然のものを食べさせたいのなら、野菜や卵、魚などの食材になるものを扱えばいいわけですが、私はレトルトのスープや缶詰など、加工してあってすぐに食べられるものや調味料を扱いたいのです。なぜか?それは食品コーナのコンセプトが「子供に食事を用意する人のために」だからです。なるべく手作りの食事を食べさせたいけど、できない時は楽していい!私はそう考えます。
「丁寧な暮らし」は「幸せに暮らす」ための「手段」のひとつであって、「目的」ではないってことです。

美味しくて体にも悪くなさそうなら、罪悪感なく家族に出せますよね^^

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下宮 美智代

1973年10月10日生まれ。 広島県福山市の西部、JR松永駅近くの洋服屋「下宮敏商店」のヨメです。 洋服屋だけど着物も好きだったり、店内に本を並べて「みちよ文庫」を作ってみたり。きれいなものとお酒が大好き。9才の娘がいます。

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