友達がふらっと遊びに来てくれて、
「やあ、久しぶり」なんて言っていたら、
カズノリ氏が、「スゴい!同じ!」って。
なんのことかと思ったら、
友達と私、洋服のアイテムは違えど、
色の組み合わせが同じでした。
白・黒・カーキ。
うん。よくあるシンクロ。
そんなシンクロ友達がいる、
松永の洋服屋3代目ヨメみちよです。
綿と麻、どっちが涼しい?
これから暑くなってくると、
お客さまによく言われるのが、
「とにかく涼しい服はどれ?」です。
そんな時まずオススメするのは、やはり
「綿」「麻」素材のもの。
夏服の繊維代表の、「綿」と「麻」ですが、
どちらが涼しい?と、聞かれると、
どちらも凉しいですと、お答えします。
どちらも夏を快適に過ごせる性質を持っているので、
風合いや肌触りのお好みに合わせて選ばれるのがいいと思います。
「綿」と「麻」の違いを、以下に簡単にまとめてみました。
・綿
肌触りが柔らかい。
染色しやすいので色々な色がある。
汗や日焼けに弱く、変色しやすいという短所もありますが、
こまめに洗濯して、日陰に干すようにすると長持ちします。
うちのお客さまには、綿のTシャツを10年くらい
大事に着て下さっている方もいらっしゃいます。
Tシャツもいいですが、私のイチオシは綿ニット!
大人のきれい目なカジュアル着として断然オススメです。

・麻
ざらっとした肌触り(いわゆるシャリ感)
ネップ(節)があって、独特の風合いがある。
「麻」というと、チクチク肌当たりがよくないとか、
しわになりやすいとかというイメージがありますが、
最近は、触っただけでは麻だとわからないくらい柔らかかったり、
しわになりにくかったりと、進化しているんですよ~。
素朴でナチュラルな雰囲気が麻の魅力でしょうか。

ちなみに、麻のシャツを男性がサラッと着こなしていたら、
クラッときませんか?(透け感は要注意ですが・・・)
天然繊維以外の涼しい素材
化学繊維でいうと、
「レーヨン」という素材が、涼しさを感じる素材です。
「接触冷感」の表示がある洋服にはこれが使われています。
肌に触れた時、ヒヤッとする生地です。
上の写真のカーディガンは、レーヨンとポリエステルでできています。
レーヨンを使っている上に、ざっくりとした生地で表面に凹凸があるので、
肌に貼りつかず、夏の羽織物として着られるようになっています。
つらつらと、夏に涼しく感じる洋服の素材について
書き連ねてみました。
でも、どれだけ説明しても、「百聞は一見にしかず」です。
触って、着て、涼しさや心地よさを味わってもらえると嬉しいです。
もちろん、うちのお店で触り比べ、大歓迎ですよ!
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