おかあさん だから?だけど?騒動について

先日突如、原因不明の悪心下痢頭痛で寝込みました。ほんに・・・自分が思っているよりも私って体力ないし体弱いし、ダメージからの回復が遅いんだなあ・・・と、ようやく自覚しつつある2018年如月の候。「未病」とか「予防医学」なんて単語が頭をよぎる、松永の洋服屋3代目ヨメみちよです。

おかあさん だから?だけど?騒動

 

寝込んでいる時にチラと見かけたんですが、今話題になっているとかいないとか、炎上しているとかいないとか。「あたしおかあさんだから」という歌の歌詞。「お母さんへの応援歌」だという人があれば、「お母さんへの呪い」だという人もあり。
件の歌詞を書き出してみました。少々長いです。

『あたし おかあさんだから』作詞:のぶみ
一人暮らししてたの おかあさんになる前/ヒールはいて ネイルして/立派に働けるって強がってた
今は爪切るわ 子供と遊ぶため/走れる服着るの パートいくから/あたし おかあさんだから
あたし おかあさんだから/眠いまま朝5時に起きるの/あたし おかあさんだから
大好きなおかずあげるの/あたし おかあさんだから/新幹線の名前覚えるの/あたし おかあさんだから/あたしよりあなたのことばかり
あたし おかあさんだから/あたし おかあさんだから
痩せてたのよ おかあさんになる前/好きなことして 好きなもの買って/考えるのは自分のことばかり
今は服もご飯も 全部子供ばっかり/甘いカレーライス作って/テレビも子供がみたいもの/あたし おかあさんだから
あたし おかあさんだから/苦手なお料理頑張るの/あたし おかあさんだから/こんなに怒れるの/あたし おかあさんだから/いいおかあさんでいようって頑張るの/あたし おかあさんだから/あたしよりあなたのことばかり
あたし おかあさんだから/あたし おかあさんだから
もしも おかあさんになる前に/戻れたなら 夜中に遊ぶわ/ライブに行くの 自分のために服買うの/それ ぜーんぶやめて/いま あたしおかあさん
それ全部より おかあさんになれてよかった/あたしおかあさんになれてよかった/あたしおかあさんになれてよかった/あたしおかあさんになれてよかった/だってあなたにあえたから

まあ、賛否両論ありそうな歌詞ですよね。確かに、何度も繰り返される「わたし おかあさんだから」が、「おかあさん」なんだからこうっていう、「お母さんへの呪い」と受け取られても仕方がないかな〜と。作者(男性)のいう「応援歌」には思えないのが正直な私の感想です。「あたし おかあさんだけど ネイルもするしヒールも履いてる」なんて替え歌を歌いたくなるのもわかります(#あたしおかあさんだけど  ツイッターで検索すると色々出てきます)でも、子供ができてこれまでの価値観が全て変わったという人もいるでしょうし、それで大して興味のない新幹線の名前を頑張って覚えることに幸せを感じることもあるでしょう。表現の自由なんてものもありますしね。

結論!みんなしんどいけど、解決するのは自分

 

結論として、どっちでもいいです(ごめんなさい)「おかあさんだから」やりたいこと全部我慢して苦手なこと頑張るのもしんどそうだし(後からぜったい愚痴りそう)、「おかあさんだけど」って肩に力入れるのも息切れしそうだし(肩こりそう)・・・折衷案として、「おかあさんだから ある程度は我慢もするけど、おかあさんだって 好きなこともするよ」じゃ、ダメかな。

真面目な話、この騒動で痛感したのは、子供を育てるお母さん(配偶者の有無を問わず)や、その予備軍とされる若い女性達の置かれている環境が劣悪であるということ。何かに噛みつかなきゃやれんよ!っていうくらいに追い詰められてるってこと。働け働け!子供も産み育てろ!じゃ、辛いっす!それから、それからそれから!この歌にしたって、「おとうさん」の存在が全く感じられないことが物語る家事育児における男性不在。世に言う、「イクメン」や「料理男子」なる方も存在するのでしょうが、やっぱり家事育児は男の仕事とは思えない人が多いのでしょうか(男女共に)それともそんなこと考える余裕がない?でも、誰も解決はしてくれないよ。政治家?国が?行政の仕事?違う気がする。こうしたい、こうなりたいって自分が考えて動かなきゃ変わらない気がする、よく分からないけど。

きっと以前の私なら、「こんな歌ケシカラン!!」って噛みつきまくりだったと思います。でも今回は、なぜだか「そういう人もいるよね〜」って思いました。なぜだか。私の何かが変化したのかな?
おかげさまで、体調は回復しました。

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Simomiya Tosi Shouten [ 下宮敏商店 ]
Address: 広島県福山市今津町2-2-38
Tel:084-933-2225

 

 

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下宮 美智代

1973年10月10日生まれ。 広島県福山市の西部、JR松永駅近くの洋服屋「下宮敏商店」のヨメです。 洋服屋だけど着物も好きだったり、店内に本を並べて「みちよ文庫」を作ってみたり。きれいなものとお酒が大好き。7才の娘がいます。