娘(4才)、この度、学研の教室に通うことになりました。ある日、幼稚園でもらったチラシを私に差し出し、「おべんきょうしたいんだけど」って。親があんまりいい加減だから危機感を感じて自分から勉強したいって言い出したのかな?なんにせよ、今のところ、やる気満々で宿題してます。どうも、松永の洋服屋三代目ヨメみちよです。
映画上映会のお知らせポスター貼ってます
やたらと広いウィンドウの当店、たまに各種団体のイベントポスターを貼っています。なんでもってわけでもなく、共感する友人知人の関連イベントのポスターがほとんどです。昨日も朝出勤したら、ポスターが増えていまして。
映画上映会の案内ポスターです。どんな映画を上映するのかというと・・

「殿、利息でござる!」という映画です。6/23(土)14:00(13:30開場)、場所は広島県民センターふくやま。
ポスターといい、出演者といい、一見コメディ映画のようですが、なかなかどうして感動必至の作品なんです。
以下、あらすじを公式サイトより引用します。
『今から250年前の江戸時代、藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町・吉岡宿に住む十三郎(じゅうざぶろう)は、知恵者の篤平治(とくへいじ)から町を救う計画を聞く。それは藩に大金を貸付け、利息を巻き上げる「庶民がお上から年貢を取り戻す」逆転の発想だった!3億円もの大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦勃発!計画がバレれば打ち首確実!強欲お奉行の嫌がらせを乗り越えて、十三郎と仲間たちはさらに必死の節約を重ね、ただ町のため、人のため、私財を投げ打ち悲願に挑む!! 「殿、利息でござる!」公式サイト http://tono-gozaru.jp より』
私も観る前はコメディ要素の強い映画だと思っていました。確かに、クスッと笑えるような場面はありますが、舞台となる町の抱える問題は全然笑えないどころか、逆に笑うしかないような悲壮感満載。でもその中でも投げやりにならず生きていこう、後世に負の連鎖を残すまいと奔走する登場人物たちに感動し、夜中に1人で涙しました。
その映画の上映会とあって、ポスターも二つ返事で貼らせてもらっているんです。ただ純粋に世のため人のためにという気持ちや、「時代が悪いから」「政治が良くないから」といって誰かのせいにするのではなく、自分たちの町は自分たちで守ろうという思いに強く共感しました。これって、いつの時代だろうが変わらないことですよね。
上映会、たくさんの人に観に行ってもらえるといいなー!
この映画の原作者、磯田道史先生へのインタビュー記事も面白いですよ「歴史学者・磯田道史が絶対伝えたかった史実」
宿題をする娘を見ながら、自分で考える力と行動する勇気、それから生きる知恵、そういうものを身につけて自由に生きてほしいな〜と思う母でありました。
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Simomiya Tosi Shouten [ 下宮敏商店 ]
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