育児しながら親も育つ(といいな!)

絶賛夏休み中です。娘(7)をはじめ、その従姉妹たちで店内が騒然となることもありますが、さすがにみんな小学生なので大人が付きっきりで遊ばせるようなことはなくなりました。それでもなぜか、連日ぐったり疲れている松永の洋服屋ヨメみちよです。これがオイ?

『シルバニアファミリー展に行ってきました』

『シルバニアファミリー展』を見に、三次市の「奥田元宋・小由女美術館」へ行ってきました。
「シルバニアファミリー」とは、1985年に発売された動物のお人形たちです。おもちゃではあるんですが、本物志向の建物やこだわりの家具などが大人も魅了し、現在では70以上の国と地域で愛されているそうです。

先日お友達から展示を見に行ったと聞いて、「これはうちの娘(7)が喜ぶに違いない!」と思い、定休日に家族3人で出かけました。

シルバニアファミリー展ポスター

発売当初のものから現在のものまで、1,000点以上もの展示品がありました。お人形の顔が少しずつ変わっていく様子や、ドールハウス風だった初期の頃の建物が、だんだんおもちゃとして遊びやすいように大きく丈夫そうになっていく過程などがよく分かりました。
中でも、ドールハウス作家さんの作品や、美術大学、服飾専門学校の学生さんの絵、お洋服の展示は、思わず「すごい!」「かわいい!」と声が出るほど。シルバニアファミリー愛というか、シルバニア沼の深さをひしひしと感じました。
とにかく年甲斐もなく、娘とキャッキャしちゃったってことです。

会期など詳しくは奥田元宋・小由女美術館のホームページで

おこづかいでお買い物

今回の『シルバニアファミリー展』鑑賞には実は裏テーマ(というほどでもないか)があって、娘に「おこづかいでお買い物」をさせてみようと考えていました。「お金」の体験をしてほしいなと。

展示鑑賞後に、お人形を始め様々なグッズが並ぶショップへ行くと、案の定、舞い上がった娘はアレもコレも欲しがりましたが、私と一緒に所持金と値札の金額を照らし合わせ、悩みに悩んで購入するものを決めました。
会計を済ませて、購入したお人形たちの入った袋をしっかりと持った娘は、「じぶんでかった!」と嬉し気。

おこづかいでお買い物しました!

育児しながら親も育つ(といいな!)

私達夫婦は、娘を自立した女性に育てたいと思っています。精神的にも経済的にも、何ものにも依存せず隷属せず自由に生きていけるように。そのために色んなものを見せ、色んな経験をさせたいし、それができる自分達でありたいと。だから娘を育てているようでいて実は自分たちを育てていると言えるのかもしれません。思うような自分に育つまでにはまだまだ程遠いけれど、まあ伸び代だらけってことで笑。

かわいいよね

そして例によってすぐに感化されちゃうワタシ。ドールハウスを作ってみたいなーなんて娘に言ったら、「こんなのがいいんじゃない!?」ってレゴで家を作ってくれました。

レゴも好き

このまま元気で素直に育ってほしいな(せめて座って遊んでほしいけど)

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下宮 美智代

1973年10月10日生まれ。 広島県福山市の西部、JR松永駅近くの洋服屋「下宮敏商店」のヨメです。 洋服屋だけど着物も好きだったり、店内に本を並べて「みちよ文庫」を作ってみたり。きれいなものとお酒が大好き。9才の娘がいます。

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